学校公演コラム#1 教育現場で活きる『和太鼓』

芸術鑑賞会/学校公演に「和太鼓」が人気?


おかげさまで、地元・静岡県を中心に

数多くの学校からお声がけいただき公演を行ってきました。

 

文科省が定める「学習指導要領」の中で和楽器の体験・鑑賞が推奨されるようになり、

普段の授業ではなかなか取り上げることが難しいこともあって

1年ないしは2年に一度の芸術鑑賞会に和楽器を選ばれる学校が増えています。

 

その中でも和太鼓は、

大きな音やアクションを通して

全身で感じ楽しむことのできる「体感楽器」という側面と

幼児から大人まで楽しめ、親しみやすいという点からも、

幅広い年齢層が鑑賞する学校での公演に適した楽器だと感じています。

 

体感・体験がしやすい楽器


学校での公演は体育館で行うのが常ですが、

私が行う学校公演では極力ステージは使用せず

子どもたちが座っているのと同じフロアで演奏するようにしています。

 

その方が、床を通して楽器の鼓動が直に伝わるからです。

 

 

演奏を聴いた子ども達からは

「床からビリビリ振動が伝わってきた」

「お尻がかゆくなった」

「ズンズン響いてお腹が減った」などの感想をもらいます。

 

 

「リズムを刻む」というのは

音楽の最も根本的な行為です。

 

手拍子を打つ、

リズムを口ずさむ、

膝を叩くなど、

道具もいらず誰でもできます。

 

さらに和太鼓は

非常に頑丈な胴と皮でできており、簡単には壊れません。

 

加えて、とりあえず誰でも「打てば鳴る」楽器ですので

公演の中では必ず〈体験コーナー〉を設けて

簡単な演奏体験ができるようにしています。

 

 

無心にがむしゃらに太鼓を叩く子どもたちを見ていると、

自分が初めて太鼓に触れた時の

まるで父親と相撲を取る時のような

「どんなに強くぶつかってもビクともしない安心感」に似た感覚を思い出します。

 

「楽しさ」「賑やかさ」だけではない太鼓の魅力


先述の通り、

血が踊るような大きな音とアクションは

太鼓の魅力の中でもとても重要な要素です。

 

でも、それだけじゃない!

 

太鼓がどんな素材からできているか。

人々の古来からの営みの中で、太鼓がどのような役割を担ってきたか。

日本の土壌において生まれた様々な芸能の中で、

太鼓がどのような表現に用いられたのか…。

 

「意外と知られていない和太鼓のお話」もお伝えしています。

 

それらを紐解いていくと、

もっともっと豊かな太鼓の魅力、

さらには、日本の文化の奥深さを発見できるはずです。

 

 はせ みきた 

 


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